2017年8月26日 / 最終更新日 : 2017年9月5日 井ノ上剛(いのうえごう) 憲法改正 集団的自衛権についての考察 友達が自分を守ってくれるとき 友が私を守ってくれるという。 その友達が危機に陥った時は自分が助ける。 これは法律議論以前の倫理観の問題である。 世に集団的自衛権と呼ぶそうだ。 百田尚樹氏は小説「カエルの楽園で」巨大なワシ […]
2017年8月19日 / 最終更新日 : 2017年9月5日 井ノ上剛(いのうえごう) 憲法改正 日本国憲法成立の背景 ポツダム宣言の受諾 戦の勝敗が確定的となっていた昭和20年7月26日。連合国はポツダム宣言を発する。そこには ・武装解除 ・民主主義の復活 ・基本的人権の尊重 ・戦争犯罪人の処罰 ・政権樹立後の占領軍の撤退 が記されてい […]
2017年8月16日 / 最終更新日 : 2017年9月5日 井ノ上剛(いのうえごう) 憲法改正 なぜ大日本帝国憲法は軍部の暴走を許し得たか 首相、内閣の文字が登場しない明治憲法 大日本帝国憲法(以下明治憲法)には首相の地位が規定されてない。内閣という表現も出てこない。 首相以下、国務大臣は天皇陛下を輔弼(ほひつ)つまり補佐する存在に過ぎない。 では明治憲法下 […]
2017年8月2日 / 最終更新日 : 2017年9月5日 井ノ上剛(いのうえごう) 憲法改正 大日本帝国憲法の歴史的意義 教科書で否定される大日本帝国憲法 ここに平成29年度帝国書院、中学公民教科書を引用する。 【明治憲法】 比較内容 【日本国憲法】 欽定憲法(天皇が定める) 性格 民定憲法(国民が定める) 天皇 主権者 国 […]
2017年7月2日 / 最終更新日 : 2017年9月5日 井ノ上剛(いのうえごう) 憲法改正 英米仏×日本 近代国家および憲法成立の決定的相違点 このコラムでは、英米仏三か国および日本における、市民革命、自由と権利の獲得、憲法の制定過程について、相違点に着目して論じる。 ■イギリス名誉革命と権利章典 英国においては、現代においても憲法典は存在せず、議決・法律・条約 […]