6月議会始まる

6月議会始まる_井ノ上剛

■総務常任委員会

6月の定例議会が始まった。私は総務常任副委員長として、委員会へ出席。

今回、総務委員会には市税条例の改正議案が付託されている。

私は、平成30年度から始まる配偶者控除および配偶者特別控除の改正に関連して質疑を行った。

■改善するのか 奈良県の女性就労率

平成30年の配偶者控除、配偶者特別控除の拡充は、女性の社会進出を促進するものである。

大きな論点では、これまでの103万円の収入の壁が150万円に拡充される。

いわゆる「扶養の範囲内で」働くことを余儀なくされていた女性にとっては、自由度が高まる改正であると言える。

奈良県の女性就労率は全国ワーストの40%。

奈良県第二の都市、橿原市においても41%であるとの答弁を得た。

今回の総務委員会では、主に市税の改正が主題であるため、女性就労率についての踏み込んだ質問は避けたが、他日一般質問の議題としたい。

■複雑化する扶養控除制度

社労士事務所を営む身であるため、顧客法人またはその従業員からよく質問を受ける。キーワードは、

100万の壁、103万の壁、106万の壁、130万の壁

これらを正しく理解して説明できる経営者にはお目にかかったことがない。

当然、働く人々(女性)のうち、正しく理解できている人も少ない。

当該分野の専門家は税理士と社労士であるが、両士業はあくまでも顧客企業に対する顧問契約であるため、従業員からの質問には原則として対応しない。従業員からの質問も当然として受けている、私(および私の事務所)が例外なのかもしれない。

これらのいわゆる「」について、制度が拡充方向に進むとはいえ、複層化する。

一社労士ではこれらの啓発行為には限界があるため、政治家の立場で分かりやすく説明していきたい。

これらの解説記事は、他日公開する。

 

6月議会始まる_井ノ上剛

【この記事の執筆者】

井ノ上剛(いのうえごう)
◆プロフィール
奈良県橿原市 1975年生まれ
奈良県立畝傍高校卒 / 同志社大学法学部卒
社会保険労務士、行政書士
奈良県橿原市議会議員/井ノ上剛(いのうえごう)公式サイト
タスクマン合同法務事務所 代表

(執筆の内容は投稿日時点の法制度に基づいています。ご留意ください。)